こんにちは。
一卵性双生児育児中の桜です。
母子手帳を貰いに行くとお知らせがある産後の訪問サービス、産婦・新生児訪問。
助産師が訪問しますとだけ告げられていて、具体的に何をするのかずっと疑問に思っていました。
先日訪問を受けたので、何をしたかどんな結果だったかを記載します。
産婦・新生児訪問とは
助産師・保健師が生後4か月未満の子がいる家庭を訪問し、母親と子の身体の状態の把握や必要な子育て支援を行うことを目的とした家庭訪問です。
家庭環境の把握のためにも家に訪問するスタイルをとっているようです。
訪問の根拠は母子保健法第11条によるものと、各自治体が独自で行っている「こんにちは赤ちゃん事業」などによる2パターンがあり、後者だと 助産師・保健師 の訪問ではなく各自治体から依頼された民間人などの訪問もあり得るようです。
富士山家が受けたのは母子健康法第11条による産婦・新生児訪問なので、こちらの内容について記載していきます。
(新生児の訪問指導)
e-GOV法令検索 母子保健法(昭和四十年法律第百四十一号)
第十一条 市町村長は、前条の場合において、当該乳児が新生児であつて、育児上必要があると認めるときは、医師、保健師、助産師又はその他の職員をして当該新生児の保護者を訪問させ、必要な指導を行わせるものとする。ただし、当該新生児につき、第十九条の規定による指導が行われるときは、この限りでない。
2 前項の規定による新生児に対する訪問指導は、当該新生児が新生児でなくなつた後においても、継続することができる。
訪問までの流れ
- 低体重児・未熟児出生連絡票の提出
我が家の双子は低体重・低血糖で産まれているため、産まれた直後からNICU/GCUに入院しました。
そのため、出生届を出すときに低出生体重児と申請し、病院からも自治体に未熟児出生連絡票の提出を行いました。
低体重児は医療支援が必要な場合が多いこと、また保護者のケアも必要な場合が多いことなどから2重の申し出がとられているようです。
私が出産した病院では未熟児出生連絡票の提出の可否とその内容の確認が認められていました。
未熟児出生連絡票の提出を望まない方もいらっしゃるそうなので確認しているそうです。 - 自治体からの連絡
出生届提出から数日経過したら自治体の助産師さんから出産の確認と訪問日調整の電話がきました。
あいにく電話をいただいたころは2人ともGCUにいたため、退院後私から担当の方に連絡をすることに。
病院からの未熟児出生連絡票の到着を待たなければいけないなど色々あり、実際の訪問は出生から46日後のことでした。
久しぶりの来客だったので、部屋を片付けるいい機会になりました。
双子と過ごしていると食事などの最低限の家事で手いっぱいで細かな部分の掃除などは手が回りません。
訪問時行うこと
私たちが住む自治体では上記内容が確認されました。
子ども達の測定はきっちり行いましたが、母体や育児環境の確認は雑談の中で進められる方式。
私は出産時の出血量が多かったのでその確認と悪露の状態確認、睡眠時間の確保方法についてが主になりました。
各種サポート情報については、自治体が独自に行っているサービスの他、都道府県で行っているサービスの紹介とかかりつけ医を早めに見つけることなどのアドバイスをいただきました。
自治体が行っている多胎サークルも改めて紹介を受けたため、9月の回に参加することに。
ネットでは調べ辛い、居住エリアの情報を貰えたのはありがたかったです。
こんなサービスがないですか?と尋ねると調べてくださるため、予め質問内容をまとめておくといいかもしれません。
質問ではないのですが、多胎妊婦への妊婦健康診査費用補助券追加のサービスは管理入院が早い段階から始まるためあまりメリットがなかったと伝えてしまいました。
せっかく支援内容を充実しようとしてくださっているのに、あまり意味がないのは悲しいと考えたからです。
富士山家の結果
2人とも順調に成長していて安心しました。
身長差があまりないのが面白いですよね。
基本的にはミルクと母乳を交互に与え、規定時間以外に欲しがったら母乳を上げているのですが、頻繁に母乳を与えているため体重増加が著しいかと不安でしたが、問題ないようで一安心。
最初は下のような体重計を購入して母乳の不足分をミルクで補おうかと思っていたのですが、毎回の計測は不可能だと思い諦めました。
2人のキック力の強さや寝返りを打ちそうになっていること、ずっと泣き続ける体力に助産師さんも驚いていました。
まとめ
- 産婦・新生児訪問は助産師・保健師が生後4か月未満の子がいる家庭を訪問し、母親と子の身体の状態の把握や必要な子育て支援を行うことを目的とした家庭訪問
- 子どもの身長・体重他の測定及び身体の確認を行う
- 母親については、産後の回復状況及びマタニティブルーズなどのメンタル面の確認も行う
- 富士山家の双子は問題なく、健やかに成長中
右子左子ともに低体重だったので、今後も継続的に成長度合いを見てくださることになっています。
色んな方が気にかけてくださる状況は本当にありがたいですよね。
私たちの経験がどなたかの参考になれば嬉しいです。
最後までご拝読いただきありがとうございました。
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