こんにちは。双子プレパパのいわしです。
双子に限らず出産を控えているパパの参考になれば幸いです。
この記事では、双子パパの育休取得について、まだプレパパではありますが、いわしの視点から情報を共有したいと思います。
出産、育児についていろいろと調べていく中で、特に双子の場合は根本的に出産直後は育児にかかるタスク量に対してリソースが全然足りないと感じました。そしてそれを解決する手段の一つがパパの育児休業取得という選択肢でした。
なぜそう感じたか、以下にその理由3つを掘り下げたいと思います。
その1.産後直後はママの体力が落ちているから
産褥期に体が妊娠前の状態に回復してきますが、その期間が一般的に産後6~8週といわれています。
産後のダメージは交通事故にあうのと同じくらいとも評されることがあり、非常に深刻な状況です。
特に双子の場合は帝王切開の可能性が高く、産後の体力の回復が遅いといわれています。またホルモンバランスも崩れマタニティブルーズや産後うつのリスクがあるためサポートが必要だと考えています。
そのため回復を早めるためにもできるだけ休息を取れるようにパパが助けになればと考えています。富士山家ではまずは産後8週までのパパの育休取得を考えています。
その2.赤ちゃん二人分世話しないといけないから
世間ではワンオペ育児が社会問題化していますが、双子の場合、二人いてもワンオペです。
おむつ替え、授乳、沐浴などのすべての作業が2倍です。それを疲れた状態でやらないといけないため実際には2倍以上の負担になることが想像できます。(まだ体験していませんが・・・)
双子の場合、必要な大人の人数は最低でも子供の人数+1人との意見が多いようです。
特に授乳頻度が短い産後直後は大変で、複数人数の大人で睡眠時間を確保しつつ回していかないと行けないと考えています。 富士山家ではコロナ禍ということもあり、お互いの両親の助けも確約されていない状況なので夫婦二人+公的、民間サービスの利用で乗り切ろうと考えています。
その3.育児休業給付金がもらえるから
そうはいっても収入が途絶えるため、金銭面を考えて働き続ける選択肢はあるか思います。
特に双子だと何かとお金がかかりそうですよね。私も最初はそう考えていました。
ですが直近2年以内に12か月以上社会保険加入していると育児休業給付金を受給することができ、6か月間は月給の67%,手取りベースだと約80%が給付されます。6か月目以降も月給の50%が受け取ることができます。
厚生労働省HP Q&A~育児休業給付~より引用https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000158500.html
育児休業給付の1支給単位期間ごとの給付額(※1)は、「休業開始時賃金日額(※2)×支給日数(※3)×67%(ただし、育児休業の開始から6か月経過後は50%)」により、算出します。
正確な金額はハローワークにご提出いただく雇用保険被保険者休業開始時賃金月額証明書により、休業開始時賃金日額が確定し、算出されますが、1支給単位期間において、育児休業期間を対象とした賃金の支払いがない場合の支給額は、育児休業開始前6か月間の総支給額により、概ね以下のとおりです。
・平均して月額15万円程度の場合、育児休業開始から6か月間の支給額は月額10万円程度、6か月経過後の支給額は月額7,5万円程度
・平均して月額20万円程度の場合、育児休業開始から6か月間の支給額は月額13,4万円程度、6か月経過後の支給額は月額10万円程度
・平均して月額30万円程度の場合、育児休業開始から6か月間の支給額は月額20,1万円程度、6か月経過後の支給額は月額15万円程度
※1 給付額には上限があります。また、育児休業期間中に賃金が支払われていると減額される場合があります(問9参照)。
※2 休業開始時賃金日額は、原則として、育児休業開始前6か月間の総支給額(保険料等が控除される前の額。賞与は除きます。)を180で除した額です。
※3 1支給単位期間の支給日数は、原則として、30日(ただし、育児休業終了日を含む支給単位期間については、その育児休業終了日までの期間)となります。
収入が減るリスクに対しては社会保険がセーフティネットを用意してくれています。毎月結構な金額の社会保険料を納めているので、正当な理由で恩恵にあずかるのは全く問題ないですよね。なお、給付額(67%)の上限は月額約30万円なのでご注意ください。
上限アリ、ボーナスも収入の計算に含まれませんが、それでも思ったよりもらえるものなのだと感じました。
家族が疲弊して立ち行かなくリスクを考えると少なくとも産褥期は育児休業取得するべきと考えました。
育児休業給付金がいくらもらえるか計算するには下記サイトが参考になります。
当たり前ですがちゃんとパパが選択肢にあるのが良いですね。
私の場合は幸いなことに理解のある職場だったということもあります。自身のキャリアや職場環境、家庭環境など様々な事情はあると思いますので、かけがえのないのは家族と仕事どちらなのか、きちんと考えて納得いく決断ができるとよいですね。
番外編
とはいえ出産後に育児休業取得してもパパが直接何かができるわけではないです。特にコロナ禍においては病院にもよると思いますが面会もままなりません。
最初の仕事は役所手続きや受け入れ態勢を整えることかと思います。
双子ママの場合は出産予定の1月前くらい前から管理入院が必要となる可能性がありますので準備も必要ですね。
最後に
偉そうなこと書いていますが、まだ育休取得前なので実際に取得したら体験談も書いていければと思っています。
富士山家ではパパは産後8週間の育児休業取得とパパ休暇取得をオプションで考えています。
産後8週間はとにかく家族みんなが生き延びるため、パパ休暇は子供と過ごす時間を増やすためですね。育児休業の取得パターンについてはまた別記事で触れたいと思います。
以上、少しでも参考になれば幸いです。読んでいただきありがとうございました。
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