こんにちは。
一卵性双生児妊娠中の桜です。
今回は妊娠初期(1~4カ月)まで、私にどのような症状がでたのか、どうやって過ごしたのかを記載していこうと思います。
ホルモンバランスが崩れて情緒不安定になったり、つわりの症状がでる妊娠初期ですが、妊娠後期に入って今思い返すと、まだお腹も大きくなく自由に動き回れた時期でした。
歩くのが好きなので、そんな時期が懐かしくもあります。
それでは具体的にみていきましょう。
妊娠初期の身体の変化
妊娠した女性は様々な面で体が変化していきますが、その変化を促しているは大量に分泌されるホルモンです。
卵胞ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)は妊娠前から排出されているのですが、hCGホルモン(ヒト絨毛ゴナドトロピン)というホルモンは妊娠をきっかけに排出され、妊娠を維持する役割をもっています。
それらのホルモンが多量に分泌され、通常時と異なるホルモンバランスになるため、妊娠の初期症状が現れると言われています。
ホルモンバランスの変化
エストロゲンやプロゲステロンは月経のときも排出されているので、馴染みがあると思います。
月経前に気分が落ち込んだり、動けなくなったり、食欲の増減を感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
同じような現象が妊娠初期にも起こります。
これらのホルモンは妊娠~出産にかけて分泌量が増えていき、妊娠後急激に分泌量が少なくなります。
一方のhCGホルモンは妊娠4~20週目に分泌される一過性のホルモンです。
一般的につわりの症状が出る期間と連動しているため、つわりとの関係が深いのではと言われていますが、いまだ原因の解明はできていないそうです。
上記のように妊娠初期は、妊娠していない時と比べて多くのホルモンが分泌されるため、体調の変化が出やすい期間です。
マタニティブルーズもこのホルモンバランスの崩れによるものだと考えられています。
妊娠中多量に分泌されていた卵胞ホルモンと黄体ホルモンの量がいきなり下がるため、また情緒不安定になってしまうそうです。
もう少し母体に優しい分泌を目指してほしいですよね。
症状
- 胸の張り
- 腹痛やお腹の張り
- 腰痛
- 頭痛
- 肌トラブル
- 情緒不安定
- だるい
- 基礎体温の上昇
- 着床出血
- つわり など
着床出血、つわり以外は月経前そのものですよね。
私は着床出血もなかったので、つわりが始まるまでは、まさにいつものPMSと同じ症状でした。
気を付けるべきこと
妊娠4~16週目は胎児の神経・心臓・消化器官・手足などが作られる時期であり、母体のとった栄養や薬の影響を受けやすい期間です。
そのため、食生活など特に気を付けるべき期間とされています。
- 薬の服用
- ビタミンAやヨウ素などの過剰摂取
- カフェインの過剰摂取
- 食中毒や感染症
- 喫煙・飲酒
- 過度な運動
- 過度なストレス など
私の症状・過ごし方
症状は下記のとおりです。
- 情緒不安定
- 胸の張り
- 腰痛
- 頻尿
- つわり
症状としてはつわりが始まる前はまさにPMSで、妊娠検査薬では信用しきれず月経が開始するのではと疑っていたほどです。
産婦人科での妊娠確定後も流産を不安がったりとネガティブな感情にとらわれやすい傾向にありました。
ホルモンの影響とわかってはいるのですが、理性で制御できないことが多分にあり、自己嫌悪に陥りさらに悲観的にと堂々巡りだった気がします。
その他、もともとぎっくり腰を2回発症しているため、腰痛にも悩まされてトコちゃんベルトを購入。
助けられました。
でもきつく巻きすぎると気持ち悪くなるので、巻き方には注意が必要です。
つわりは比較的軽いほうだったので、気合で乗り切っています。
どうしても辛くなったら、体を動かしたり休んだりで気分転換。
こちらの記事で詳しく記載しています。
喫煙については習慣がなく、アルコールも3~4年前から殆ど飲んでいなかったため、喫煙・筋腫で特に苦労はありませんでした。
しかし、脱カフェインについては、低血圧で朝や食後のコーヒーに助けられていたため、生活に少し支障がでました。
詳しい内容は下記記事をご参照ください。
運動については、後で後悔したくなかったため、大分制限をかけました。
もともと毎日行っていたヨガも捩じりや逆転系のヨガポーズをしないようにしストレッチメインに変更。
夫婦の共通の趣味である登山は、妊娠が発覚してから大事をとって行っていません。
いわしさんには我慢させて申し訳ないなぁと思っています。
歩いているときは気持ち悪いことも比較的忘れられたので、一日一万歩の生活は継続していました。
そのくらい歩いても特に不具合はありませんでした。
多分、飛んだり跳ねたりはしていなかったからだと思います。
職場や友人への報告をこの時期に行う方もいらっしゃるようですが、ネガティブになって流産リスクにおびえていた私はごく一部の親しい方にしか報告ができなかったです。
妊娠報告は喜ばれるとわかっていても、何かあった際に辛い報告もしなければならないためです。
そのため、マタニティマークも妊娠中期に入るまで着用しませんでした。
今思い返すと、妊娠初期は外見から妊婦とわからないため、マタニティマークは早めに着用するべきだったと思います。
急に体調が悪くなって倒れてしまった場合、意識があれば妊婦と説明ができますが、意識がないと本来ならば妊婦に使えない薬の投薬などが行われてしまう可能性があるためです。
まとめ
- 妊娠初期は妊娠4カ月目までの期間
- ホルモンバランスが崩れることで、月経前のような症状やつわりの症状がでる
- 胎児の重要な器官が作られる時期なので、薬の服用や栄養素の取り入れ方など気を付けるべき期間
精神的には辛い時期だったのですが、身体が動かせたため、気分転換も適度にできていました。
お腹が大きくなり、動けなくなってきた今となっては、動ける時期が懐かしいです。
子どもが産まれて体力が回復したら、ホットヨガや散歩などを再開していきたいと思っています!
私たちの経験が少しでも参考になれば嬉しいです。
ご拝読いただきありがとうございました。
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