こんにちは。
一卵性双生児妊娠中の桜です。
今回は富士山家が双子を授かるまでの流れを書こうと思います。
私たちは結婚して1年間夫婦二人の生活を満喫し、その後子どもが欲しいねと話していました。
さてそろそろ!と思い行動して約3か月、妊娠の兆しはありません。
色々調べた結果、タイミングを合わせても妊娠できる確率は30%程だということを知り、夫婦で驚きました。
ここでは本腰を入れて取り組もうとしてから、実際に妊娠するまで富士山家が試したことについて記載していきます。
私たちの経験が、少しでも参考になれば嬉しいです。
試したこと
妊娠するための工程
妊娠成立のためには、「射精」「排卵」「受精」「受精胚の発育」「着床」「着床後の胚発達」の6つのプロセスがあります。
東京都福祉保健局 東京都妊活課 妊娠のために知っておきたい知識
射精・排卵・受精は何となく知識がありましたが、受精胚の発育~着床後の胚発達は私にって未知の領域でした。
各プロセスの簡単な説明です。
射精
一回の射精で4,000万個以上の精子が射精されるそうですが、実際に子宮内の卵管にたどり着く精子は数十~数百だそうです。
まず、卵管に辿り着くのが困難なのに、子宮内での精子の寿命は72時間(3日間)。
卵管に到達するのに数十分~数時間かかります。
排卵
ホルモンの刺激をうけ成熟し始めた卵胞のうち、選ばれた1つだけが成熟し卵子として排出されます。
排卵された卵子の寿命は24時間です。
受精
精子と卵子の結合です。
運よく卵管にたどり着いた数十~週百の精子が寿命内(72時間以内)に排卵された寿命内(24時間)の卵子に出会わなければいけません。
書いていて難易度が高すぎると思うのですが、これで終わりではありません。
受精胚の発育
受精卵は細胞分裂を繰り返しなが4~5日かけて移動し、子宮内を目指します。
その間子宮は着床しやすい環境に整えられていきます。
着床
受精卵が子宮内膜い潜り込み、根をはれば着床です。
この時点で受精後7日程度経過しています。
着床後の胚発達
着用後、順調に受精胚が成長すれば10日目後には妊娠の反応がでます。
つまりは、排卵が起こる時期の見極めと、排卵が起こった時に生存する精子がいること、着床しやすい環境を整えることが大切だとわかります。
それでも妊娠確率は30%です。
私自身、一時期半年月経が止まりホルモン剤を処方してもらったことがあったり、月経も規則正しいものではありませんでした。
月経周期がまちまちということは、排卵のタイミングがつかみ辛いことを意味します。
そのため、排卵の時期を知ることに趣をおくことにしました。
排卵時期を知るために行動
基礎体温を測る
排卵はホルモンに影響されて起こるのですが、そのホルモンに体温も左右されます。
高温期:排卵から月経までの期間
低温期:月経から排卵までの期間
低温期の一番最後の日、今までのよりも体温が下がるとされ、その後高温期に切り替わります。
この一番低い体温の測定日から1~2日後に排卵がおこるとされています。
ただ、これからの体温変化は軽微なものなので、測定するためには基礎体温系(婦人体温計)とよばれる、小数点以下第二位まで測定できる体温計が必要になります。
また、正しいデータを得るために、毎日同じ環境で記録することが大切です。
基本的に、起床時ベットの中で口腔検温をすることが推奨されています。
基礎体温を記録する
測定したデータを活用しないと意味がないため、記録していくことが大切です。
記録する手段として、アプリをお勧めします。
基礎体温計と連動して手入力なしで記載してくれるものがあるからです。
私はTDKの基礎体温系を購入。
連動アプリのこちらで管理していました。
ルナルナなど有名なアプリもあるのですが、夫婦で使用できるアプリというところに惹かれて導入しました。
生理日の予想など結構当たっていて重宝しました。
排卵検査薬
黄体形成ホルモンという排卵の引き金になるホルモンをとらえることで、排卵約1日前を予想する検査薬です。
妊娠検査薬と同様に尿をかけて使用します。
基礎体温よりも正確にタイミングを合わせやすいというメリットがあります。
先にも記載しましたが、もともと生理不順気味でおおざっぱなので、基礎体温だけでは不安だったため合わせて購入しました。
ロート製薬ドゥーテストLHⅡを12回分を購入。
排卵前から使用することで真価を発揮する商品なので、生理周期が40~36日だったにもかかわらず、28日周期に合わせて使用を開始しました。
ドゥーテストLHⅡで確認サインがでたのはその9日後。
基礎体温グラフだけでは排卵日が予測できなかったので、使用してよかったと心から思いました。
富士山家妊娠までのスケジュール
2020年6月:妊活開始ー闇雲時代ー
新型コロナウイルス感染症の流行で新婚旅行に行けないとはっきりしたことが妊活のスタートでした。
イタリアのドロミテにハイキングに行くつもりだったのに行けず・・・。
これは数年間無理だぞと悟った末、いわしさんと子ども達が手を離れたら旅行に行こうと相談した結果でした。
2020年9月:ー神頼み時代ー
3か月結果が出ず、私が焦っていた時期です。
ちょっと息抜きも必要だと思ったので、子宝神頼み旅行を決行。
善名寺・箱根神社・伊勢原大神宮に訪れました。
それぞれの神社については後日改めてご紹介いたします。
9月後半からは本格的に妊娠の仕組みを調べ始めました。
2020年10月:ー科学的アプローチ時代ー
基礎体温計、排卵検査薬、排卵アプリを入手。
きちんとタイミングを見計らってアプローチすることに。
2020年11月:妊娠確定
妊娠検査薬で妊娠反応が出たのち、産婦人科を訪れ妊娠のお墨付きをいただきました。
まとめ
- 妊娠するまでのプロセスは「射精」「排卵」「受精」「受精胚の発育」「着床」「着床後の胚発達」の6つ
- 基礎体温の測定・基礎体温アプリ・排卵検査薬で排卵のタイミングを知ることが大切
- 富士山家は神頼み後、タイミング療法で双子を妊娠した
賢い人なら闇雲時代もなく、最初から科学的なアプローチをされるのかもしれませんが、闇雲時代があったからこそ子宝神社にも訪れることができましたし、エビデンスに則った行動の重要性を学ぶことができました。
このまま妊娠できないのではとネガティブな感情が生じたりしましたが、いわしさんのハクナマタタ精神に大分助けられ乗り越えることができました。
夫婦で物のとらえ方が異なっていたほうが、こういうときに乗り越えやすいのかもしれませんね。
たった、半年弱の取り組みで何を言っているのか、というご意見もあると思います。
それでも私たちの経験がどなたかのお役に立てば嬉しいです。
ご拝読いただきありがとうございました。
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