ベビーラップを作ろうー戌の日さらしの再活用ー

ハンドメイド

こんにちは。
一卵性双生児妊娠中の桜です。

戌の日に使用したさらしをベビーラップにアレンジしたので、その手順を記載します

当初、さらしは双子の布おむつに変更予定でしたが、
そもそも布おむつを使用するのか不明確
購入した抱っこ紐が生後10日以降の使用できる商品だったため、退院時使用できないかもしれない。(退院は順調にいけば生後5日です)
上記理由でベビーラップ化しました。

アレンジといっても半分に切り、端の処理をしてターメリックで染めただけの簡単仕様です。

さらしの活用方法に迷っている方のお役に立てばうれしいです。

ベビーラップとは

赤ちゃんを抱っこ・おんぶする1枚の長い布です。
結び方によって様々なおんぶ・抱っこができるため、新生児から4歳くらいまで使用でき、抱っこ紐やおんぶ紐よりも赤ちゃんと大人が密着するので、赤ちゃんが安心しやすいと言われています。

また、バックルなど留め具での固定ではないため、男女共用で使用できたり、持ち運びも用意なこともベビーラップの特徴です。

一方、留め具がないため自分できちんと結ばないと赤ちゃんの落下などの危険があるので注意が必要です。

<span class="red">桜さん</span>
桜さん

新生児から使用できること、いわしさんと共用できること、コンパクトに持ち運びできること、これらに惹かれてベビーラップを購入しようと思っていました。
最初は可愛い海外ものの購入を考えていたのですが、調べていくうちにさらしが使えるとわかり、製品購入前に自作することにしました。

用意するもの

  • さらし若しくは丈夫な布 4.5~5m
  • ミシン又は手縫いの道具

布を染める場合

  • 染料
  • ミョウバンなど

今回私が使用した材料

  • さらし 10m(2本分)
  • ミシン
  • ターメリック 大さじ4
  • ミョウバン  35g

私は家にあるという理由でターメリックを使用しましたが、コーヒーや紅茶の出涸らしや黒豆の戻し汁、玉ねぎの皮などでも染めることができます

<span class="red">桜さん</span>
桜さん

染める前にタンパク質を布に染み込ませる作業をするともう少し鮮やかに染まるのですが、豆乳や牛乳がもったいなくて今回は省略しました。
ビビットな色を出したい場合は、豆乳・牛乳と水を1:1で合わせたものに漬けてからターメリック染めの工程に入ってください。

手順

縫物

①さらしを洗う
 水通しと呼ばれる作業です。
 水によって縮む生地もあるため、事前に水につけておきます。

②乾かす
 濡れたままだと縫うの大変なので・・・。

③半分に切る
 さらしは1反という単位で売られていることが多いです。
 1反=10mなので、半分で5m。
 ベビーラップは巻き方と使用者の体格によって必要な長さが異なるのですが、測るのが面倒でしたし、長ければ結び目で調整すればいいと5mで作成しました。

半分に折ってハサミを入れ、手で引っ張るときれいに裂けます

 サイズ表については、こちらのサイトなどをご参照ください。

ベビーラップのサイズの選び方について|ベビーラップのディディモス
ベビーラップのサイズは大人のお洋服サイズ又は巻き方を基にお選びください。男女兼用のサイズ選びや巻き方別のサイズについてご説明します。

④端を処理する
 ジグザクミシン、三つ折りやロックミシンなどでほつれないように処理。
 気にしない方は端折っていい工程です。
 
 5mもあると端を探すのが大変でした。

アイロンを出さなくても、爪でしごけば跡がつくので簡単に縫えます

染物

①お湯を沸かす
 染める布が入るお鍋にお湯を沸かします。
 染色剤の種類によってはお鍋にも色がついてしまうため、染まっても悔いのないお鍋を使用してください

 私は4リットル程度のお鍋を使用しました。
 布は2枚ギリギリおさまったのですが、本当にギリギリだったので、1枚づつ染めていくか、もう少し大きなお鍋を用意するといいと思います。

②ターメリックを溶かす
 1リットルに大さじ1杯程度かなと適当に決め、大さじ4杯程度を使用。
 草木染は通常、布と同量の染色物を用意すると言われています
 ビビットに染めたい方は、布の重さ分の染料をご用意ください。

沸騰する前にターメリックを入れたら奇麗な泡ができました

③染める
 沸騰したお鍋に布を浸します。
 沸かし続ける必要はないため、1~2分後火を止め冷めるまで待ちます

本当にギリギリでしたが強行

 私は横着をしてぎちぎちに布を入れたので、色むらができました。
 均一に染めたい方はより大きなお鍋か1本づつ染めてください

 染める前にゴムなどで一部縛ると、絞り模様が入ります。

④色止め液につける
 ③で染めた布を水1リットルに10gの割合で溶かしたミョウバン水に漬けます。
 ミョウバンはスーパーや薬局で購入できます。

光の関係でこちらの方が色濃く見えますが、同じ布です

⑤洗う
 色落ちがしなくなるまで水で洗う。

⑥干す
 ターメリックは紫外線を浴びると色落ちする特徴があるため、陰干ししました。
 カレーのシミも紫外線にあてると色が薄くなることがあります。

⑦完成
 横着したためできた色むらも思ったよりいい感じに思えます!強がりかもしれませんが・・・。
 気になる方は最後アイロンをかけてください。

洗って干すと色落ちします。自分がイメージするよりも濃い目に色付けするようにしてください。

気になる方は最後アイロンをかけてください。

その他、1日たてば落ちますが、すべての工程で手袋をしないと手が黄色になります。
皆様はお気を付けください。

画像では分かりにくいですが、指先が黄色くなります。

まとめ

  • さらしからベビーラップのアレンジは半分に切って直線を縫うだけの簡単手芸
  • 染色も家にある材料で気負わずに挑戦できる

奇麗に均一に染めようと思ったら、自然素材ではなく手芸店にある染粉の使用をお勧めします
ただ、草木やコーヒーなどの素材を使用して染めると、今回のように色むらができても何となくごまかせる気がします。

大変な作業はないため、産休中の気分転換にいかがでしょうか。

私の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。
ご拝読いただきありがとうございました。

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