こんにちは。
一卵性双生児妊娠中の桜です。
今回は双子を妊娠した正直な感想を記載していこうと思います。
もともと子どもが欲しくて妊活していたので嬉しかったのですが、双子は予想外だったので様々なことに不安を抱いた時期もありました。
そんな私の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。
富士山家の妊活についても併せてご拝読ください。
混乱期
富士山家の妊娠発覚は2020年11月27日ですが、双子だと判明したのはその2週間後の12月11日でした。
経腟エコーのモニターを凝視し黙ったままの先生。
あまりに長い時間沈黙だったので、最悪の結果も予想していたのですが双子だったと告げられ混乱して笑ってしまいました。
その後、母子手帳をもう一人分交付してもらう必要があること、この産院では受け入れられないことなどを告げられるのですが、言葉は入ってくるものの頭が働かず受け止めるしかできない状況でした。
予想外すぎてキャパシティオーバーの状況です。
そんな中、看護士さんに「お母さん今3つの心臓を動かしてるんですね!すごい!」と声を掛けられたことに対しては、自力で動かしている心臓は母体分1つだとよ冷静に考えられたのが印象に残っています。
取り合えず、MD双胎を受け入れている病院への紹介状をもらいに1週間後改めて訪れることに。
会計を待つ待合室で、夫と両親と友人に双子だったと報告。
最近出産した友達からお祝いの言葉とともに大変だと思うといわれ、確かに大変だろうなぁとぼんやり考えていました。
会計後、気分転換しないと頭が働きそうもなかったので、普段とは違うことをしようと思い立ち、何年かぶりに漫画喫茶に行き大流行中の鬼滅の刃を読みました。
生来のネガティブさと妊娠によるホルモンバランスも崩れも相まって、紹介状をもらいに行くまでの1週間では困惑は収まりませんでした。
- 赤ちゃん二人ってどうやって育てるんだろう
- 母子手帳をもう一度もらいに行くのは面倒だなぁ
- 食事内容を重視して産院を選んだのに、総合病院へ転院かぁ
- 何をすればいいんだろう
- 私に双子は育てられるのか
- 金銭的な負担も大きいのかな
上記なようなことを考え、もやもやしていた記憶があります。
でも、妊娠したのに不安に思っているとか困惑してるってちょっと人には相談し辛いですよね。
妊娠・出産ってライフスタイルが一変するイベントなのに、ポジティブな感情ばかりクローズアップされ、ネガティブな感情を出し辛い雰囲気があると感じています。
とはいえ、ここで自分の感情に向き合わないと尾を引きそうだったので、きちんと向き合うことにしました。
悶々と考えた結果、新しい分野に挑戦するときと同じで知識不足や行動不足で怖がっているんだと気が付き行動に移すことにしました。
情報収集期
知らないから怖い!知らないから不安!怖がる前に行動しよう!をスローガンに行動と情報収集。
母子手帳は電車1駅+徒歩25分(片道)の場所まで行く必要があったので腰が引けていましたが、問答無用で次の休みに訪問。
対応していただいた助産師さんから、双子は手がかかるから人手を集めなさいとアドバイスをいただきました。
そのほか、周りが出産ラッシュだったのでお祝いもかねて連絡をとり情報収集。
さすがに双子は周りにおらず、一様に新生児2人はちょっと想像を絶するという反応だったので、双子の先輩をみつけなければいけないことに気が付きました。
とりあえず、1週間行動した結果、双子育児の特殊性に気が付くことができたので、次はどうやって不安材料を潰していくかを調べることに。
双子に限らないかもしれませんが、育児における問題は大きく分けて下記の通りになると思います。
- 人手不足をどう乗り切るか
- 経験がないこと、不測の事態をどう乗り切るか
それぞれ見ていきましょう。
人手不足をどう乗り切るか
里帰り出産などをされる方もいらっしゃるようですが、私は実家とあまり折り合いがよくなく、里帰りは精神衛生上したくないと考えています。
いわしさんのご両親は遠方に在住。そのため、祖父母の援助はあまりあてにできません。
育休を取得してくれるという、いわしさんと2人だけでは対応しきれないと思い、公的サービスと民間サービスを調べることに。
子どもに対する対策だけでなく、普段の家事に対する対策も必要だと判断しました。
経験がないこと、不測の事態をどう乗り切るか
これについては、双子育児の先輩から学ぶのが一番だと思い、地域の多胎サークルやネットの多胎サークルを探しました。
情報が集まってくると、物理的(体力や経済状況・家庭も含めた環境)にできることとできないことが明確化してきたので、「なるようにしかならないし、できることしかできない!」と腹をくくることができました。
この辺りで、困惑や不安よりも期待や希望を感じるパーセンテージが高くなってきます。
双子の種類について調べていく過程で、母方の祖母の家系に双子が何組かいたことを思い出し、そういう家系だ!!とびっくりしたのもいい思い出です。
はとこやそれ以上離れた子たちだったので、まさか私に遺伝するとは思いもよりませんでした。
とりあえず、従妹には将来妊娠したら双子になる可能性が普通よりも高いかもしれないよとお節介で伝えています。
実行期(継続中)
情報収集期で集めた情報をもとに実行に移す期間です。実際に行動し、不安を潰していくことで困惑状態から抜け出すことができました。
できることしかできないのですが、できることは最大限やりたい性格なので、今もトライ&エラーを繰り返しています。
人手不足をどう乗り切るか
行政サービスが充実しているエリアへ引っ越し+家電も一新しました。
詳しい内容については、こちらの記事でまとめています。
そのほか、民間ベビーシッターについて、いわしさんの会社が補助を出していることが判明。
企業主導型ベビーシッター利用者支援事業という制度です。
ありがたい制度なので、活用しようと考えています。
そのほか、宅配弁当や冷凍弁当なども調べました。
基本的に出来合いのたべものは苦手なのですが、贅沢も言っていられないので体への負担が少ない物を選ぼうと考えています。
おかずだけのものがいいのかなぁと模索中です。
経験がないこと、不測の事態をどう乗り切るか
双子の先輩探しはネットと地域のサークルを利用しました。
ネットではNPO法人つなげるのLINEオープンチャットふたごのへやに参加。
有料版だと具体的な相談もできるそうなので、出産後参加してみようと考えています。
地域の多胎サークルは、母子手帳交付時にその有無を教えてくれるケースが多いです。
こちらのサイトで地域ごとのサークルが検索できますが、登録されていないケースも多くあるため、公の機関に確かめたほうが確実でした。
私は紹介してもらったサークルに妊婦(プレママ)の状態から参加できるかを確認し、参加を開始しました。
ネットでの情報収集も行っていたのですが、実際に双子や双子のパパ・ママにあって話を聞けるのはとても大きな収穫でした。
実際に同じエリアに住んでいるので、ベビーカーの使い勝手(スーパーの通路や道幅)や入院する病院のこと、保育園情報など聞くことができるんです。
ネットだと、生んでいるエリアを公開して聞くってできないですよね。
オフラインならではの地元トークができるのは、本当に大切だと思います。
地域サークルでのアドバイスは、下記2つの記事にまとめています。
そのほか、公のサポートを活用したいと考えているため、母子学級にも積極的に参加して名前と顔を覚えてもらうようにしました。
おたがい、情報だけではなく直接会うことによって、どんな方なのか知っておいたほうがいいと思ったからです。
ここまでくると、もう双子に会えるのが楽しみで仕方なくなってきました。
確かに不安を感じる瞬間もあるのですが、まぁできることしかできないしと一蹴できるようになったのが大きいと思います。
私はトライ&エラーを繰り返して泥だらけになりながら前進するタイプですが、いわしさんはもう少し要領よく熟考後トライして成功率を高めるタイプです。
見習いたいなぁと思っています。
まとめ
- 双子を妊娠しているとわかった直後は困惑し不安になった
- ネガティブな感情に蓋をせず向き合うことが大切
- 不安を解消していくには、情報収集と実行あるのみ!
わからないことや経験がないことへの挑戦って、育児に限らず怖いですよね。
まずは、自分が不安に思っていることを認識して、的確な情報を集め、行動していくのが地道ながら最短の成功ルートなのかなって思っています。
私の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。
ご拝読いただきありがとうございました。
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