男性の育休取得パターンについて考える(富士山家の場合)

育児休業

こんにちは、一卵性双生児プレパパのいわしです。

この記事では男性の育休取得について調べたことと、(結局まとまっていないのですが)私がどうしようと考えているのかを共有したいと思います。

これから育児休業を検討している方の参考になればと思います。

個々の家庭の事情にはよると思いますが、育休取得パターンは大きく下記の4パターンかと思います。

①出産直後に短期間(1週間程度)取得

②出産直後に長期間(1か月以上)取得

③出産後落ち着いてから長期間(1か月上)取得

④パパ休暇を使って分割取得(②+③のイメージ)

以下にそれぞれ説明していこうと思います。

ちなみに富士山家としては双子出産予定で実家のサポートを受けられる可能性が低いため、出産直後にまとまった期間取得する2か4で検討中です。

①出産直後に短期間(1週間程度)取得

出産直後に1週間程度の育休を取得するパターンです。現状の男性の育休取得パターンで一番多いのがこのケースのようです。

男性の育休取得率は7.48%(2019 厚生労働省「令和元年度雇用均等基本調査」)と少ない上に半数以上が一週間以下ということで、それぞれの家庭環境、職場環境にもよりますが、まだまだ低い水準のようです。この事実を受けて国は男性版産休制度の創設を検討していているようですがまだしばらく先の話になりそうですね。

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私含め会社勤めのサラリーマンは企業によっては年次有給休暇とは別に有給で育児休暇制度がある場合がありますので、お勤めの会社の制度を一度確認してみるとよいかと思います。調べてみるとお得な制度があるかもしれません。

取得目的としては産後の面会、出生届などの役所手続きや家での受け入れ態勢の準備などにあてるケースが多いようです。

こんな人におすすめ

  • 仕事が休みにくい職場環境だが最低限育児休業を取得したい
  • 効率的に社会保険料免除の金銭的メリットを得たい。(月をまたいで短期間取得する場合)
  • お互いの両親が同居or住み込みに近い形で産後のサポートが受けられる

②出産直後に長期間(1か月以上)取得

長期育休取得パターンで多いのはこちらのイメージが大きいかと思います。

とにかくママの体力が落ちていて子供の世話に手がかかる時期にパパの力が必要というわけです。

下図の女性の愛情曲線の変遷という調査結果からも、特に産後直後にパパが如何に育児にかかわれるかが重要になってくると思います。また、マタニティブルーズや産後うつのリスクも高いため、できるだけ常にパパがそばにいる環境にしておくことは大切ですよね。特に実家のサポートを受けられない場合はパパの力が必要になってくると思います。個人の価値観にはよりますが、職を失うことよりも家庭が立ち行かなくなることのほうがよっぽどリスクが高いと思います。

https://www.twp.metro.tokyo.lg.jp/portals/0/jigyou/wlb/curve.html

こんな人におすすめ

  • 実家のサポートが受けられない
  • 実家のサポートは受けられるが、ある程度余裕をもって育児に取り組みたい
  • 産後クライシスに陥るリスクを下げたい

③出産後落ち着いてから長期間(1か月上)取得

富士山家ではこのケースは検討していませんがあげておきます。

取得理由としては下記ケースが考えられると思います

  • ママが早期職場復帰したい場合
  • 産後直後の実家のサポート期間終了に合わせて育休取得

いずれにせよ出産直後は里帰り出産や両親が同居、または住み込みに近い形でサポートが受けられることが前提となると思うので富士山家の場合は該当しませんでした。

パパママ育休プラスという制度もうまく使うことで、子供が1歳二か月まで育休を延長して取得することができます。(※取得日数は最大1年)

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000169713.pdf

④パパ休暇を使って分けて取得

これはパパ休暇という制度を利用するもので②と③を合わせたようなケースになります。

パパ休暇の詳細な説明はここでは割愛しますので興味のある人は厚生労働省HPを参考にしてください。

一つ注意点があるのですが、現行制度では妻の産後休暇中(8週間)に1回目の育児休業を取り終えることが2回目の育休(パパ休暇)取得要件になります。

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000169713.pdf

産後と職場復帰と必要なタイミングで妻をサポートできるのがメリットですね。

デメリットとしては2回に分割して取得になりますので職場に理解がないと柔軟に育休が取得しにくい可能性があります。

こんな人におすすめ

  • 実家等の協力が得にくい
  • 妻の早期職場復帰をサポートしたい
  • 子供を保育園に預ける前に自分で育ててみたい

最後に

最後に富士山家はどうするのか?についてですが、絶賛悩み中です笑

当初②の産後にまとまった育休取得で考えていましたが、パパ休暇という制度を知ってそれも悪くないなと思いました。

とはいえパパ休暇の場合産後8週間以内に一度目の育休期間が終了している必要があり、特に双子の場合、産後8週間の休業では足りないのではないかと思い始めている今日この頃です。

であればやはり当初の予定通り②が良いと思うのですが、子供がいつ保育園に入れるかわからないため悩ましいところです。

ワンオペ育児が社会問題となっていますが、双子のワンオペ育児ともなると想像を絶すると思われます。まずは家族みんなが生き延びることを最低限の目標としつつ、妻の桜さんと相談して作戦を考えていきたいです。

いわし
いわし

未来はどうなるかわかりませんが、なるべく後悔の少ない選択ができればいいですね。

今回いろいろと調べていく中で、育休取得はもちろん重要ですが、あくまで手段であって目的ははっきりさせておいたほうが良いと思いました。

なんでも育休取得男性の3割が一日2時間以下しか家事育児をしていないなんてアンケート結果もあるそうです。これではただ育休を取ればよいというものではないですよね。

そもそも育休にかかわらず、まず子育てをどうしていくかをママにお任せではなくてパパも関わっていくことが重要だと思いました。そのうえで足りない部分を埋める手段として育児休業があるのだと思います。

育休取得について考えることをきっかけに子育てに積極的に関わっていかねばと思いました。

最後は自分への戒めになってしまいましたが、参考になれば幸いです。

読んでいただきありがとうございました。

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