こんにちは。
一卵性双生児妊娠中36週目の桜です。
プレママ・パパの皆様は新生児用のおむつが2種類あるのをご存じでしょうか。
私は実際に妊娠し、おむつ購入を検討するまで全くもって存じ上げませんでした!
おむつは新生児→S→M→Lと進化していくと思っていたのですが、実際に調べると~3,000gのものと~5,000gのものの2種類ありとても驚きました。
富士山家の双子は2,500gを下回って産まれる可能性が高く、~3,000gのおむつを用意しようと思っていたのですが、看護士さんに相談したところ病院ではどんな子でも~5,000gのおむつを履かせているとアドバイスをもらいました。
実際にサイズ調整する方法もお聞きしたので、記載します。
新生児用おむつの種類
新生児用おむつの種類は2つ
- ~3,000g用
- ~5,000g用
近年小さく産まれる子が増えているため、~5,000gよりも小さい~3,000gが売り出されているようです。
出生時の体重が減少している理由として、医療技術の発達で未熟児の生存確率が上がったという嬉しい理由だけではなく、母親たちのダイエットの影響が指摘されています。
少し古いですが、厚生労働省がデータをまとめていました。
出生時の体重を出生の種類別にみると、単産の平均体重は、昭和50年には3.20kgであったが年々少なくなり、平成12年は3.05kgと0.15kg少なくなっている。また、複産も同様に、昭和50年の2.43kgから、平成12年には2.23kgと0.20kg少なくなっている。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/syussyo-4/syussyo3-6.html
出生時の体重が2.5kg未満の割合をみると、単産では昭和50年には4.6%であったが、年々増加し平成12年には7.4%となっている。複産の2.5kg未満の出生は多く、昭和50年は半数を占めていたが、平成12年には7割を占めるに至った。
1.5kg未満、1.0kg未満の割合も単産・複産ともに増加している。特に複産での増加が大きく、平成12年の1.5kg未満の割合は昭和50年の1.8倍、1.0kg未満は3.8倍となっている。
確かに見た目は重要なポイントですが、それよりも大切な子の健康を害するのは意味がないのではと思ってしまいました。
私も妊活前は月経が止まるほどガリガリだったのですが、妊娠~出産のために食べる量を増やし体重を増やしました。
いわしさんには引かれていましたが、子を授かる方が大切だったからです。
実際のおむつサイズの決め方
さて、富士山家の双子は双胎ということもあり2,500gを切って産まれる可能性が高かったため、~3,000gのおむつが必要なんだろうなぁと漠然と考えていましたが、購入はできずにいました。
どのくらいの期間~3,000gのおむつを使えるのか、また、必要枚数は何枚なのか見当がつかなかったためです。
新生児の成長速度
そもそも新生児はどのくらいのペースで体重が増えるのでしょうか。
富山市立富山市民病院 小児救急看護認定看護師 高林 裕子氏によると、生後2か月までの、1日の体重増加は25~40g程度だそうです。
https://www.tch.toyama.toyama.jp/sinryou_info/uploads/2019/data/3syouni_byoutou_weight.pdf2,300gで生まれた子が1日30gずつ成長していったと仮定すると、3,000gになるまで約23日かかることになります。
1日当たりのおむつ使用個数
次に、一日当たりのおむつ使用枚数をみていきましょう。
新生児の頃は、膀胱が小さいため頻繁におしっこをするようです。
おむつメーカーのサイトやアンケート結果をみると10~15回/日交換しているケースが多くありました。
先ほど例に出した、出生時2,300gの子が1日10回おむつを交換したとしたら、3,000gになるまでに230個のおむつが必要になります。
全く同じ出生体重、成長スピードなんてありえませんが、双子の場合460枚の~3,000gのおむつが必要になってきます。
次の疑問点は本当にこの計算方法であっているのかです。
すべてを覆す看護士さんのアドバイス
上記、計算をしたはよいものの、この仮定が正しいのかすらわからなかったため、沐浴指導中、看護士さんに思い切って相談してみました。
帰ってきた答えは全く予想していなかったものでした。
病院では小さく産まれた子も~5,000gのおむつを使用しているし、おむつ替えの頻度なんてその子によって変わってくるよ。
おむつ替え頻度はともかく、体重にかかわらず~5,000gのおむつでいいんだ!と目から鱗が落ちたのを覚えています。
こういう、物事を簡略化できるアドバイスは大好きです!
どうやってサイズ調整するのか
でも、小さい子たちに~5,000gのおむつを履かせると隙間が開いて漏れてしまいそうですよね。
どうやって調整するのか聞いてみました。
お腹周り
お腹周りが大きい場合、背中側は普通におむつを当て、お腹の面を折り返して使用しているそうです。
写真を撮り忘れてしまったので、絵にしたのですが下手すぎて伝わるか不安です。
前側のおむつは折り返しているため裏面ですが、テープは普通につくので裏のままでOKとのことでした。
足回り
こちらの調整も背中側は普通にあて、足回りはぴったりとあてたのち、テープを下の方でとめることで調整できるそうです。
下手で伝わるか不安ですが、こちらも図解してみました。
一日のおむつ替え頻度
こればっかりは子による!と断言されました。
少しでも濡れているのが不快で泣く子がいる一方、汚れていも全く気にせず過ごす子もいるそうです。
かぶれない範囲で交換すればいいですよとのことだったので、授乳頻度でおむつチェック→子が嫌そうにしていれば交換でいいのかなと思っています。
5,000gになるまでの必要枚数
先ほどの例の通り2,300gで産まれた子が1日30gずつ大きくなると、5,000gになるまで90日。
1~2カ月の子の平均体重が4.8㎏といわれているため、最低でもその月齢までは使用ができそうです。
念のため成長スピードを速くして、2カ月になるまで使用できると仮定し、交換頻度を10回/日にすると600個/人のおむつを使用することになります。
この位の枚数になると安心してケース買いや途中で買い足すなどの選択ができますよね。
小さくなって履けなくなったおむつが出るのが一番悲しいため、~3,000gを用意しなくていいというアドバイスに心が軽くなりました。
例外
今回のアドバイスは、2,000g前後で産まれた子たちに当てはまるアドバイスです。
1,000gやそれ以下で産まれた子たち用にはムーニーがムーニー フラットタイプという商品を販売しています。
病院によって様々な方法をとっていると思うので、確認してみてください。
まとめ
- 新生児用のおむつは~3,000g用のものと~5,000g用のものがある
- 体重が2,000g以上あればおむつの当て方によって、~5,000g用で調整が可能
- お腹周りがゆるければ全面部分を折り返して使用
- 足回りがゆるければ、足回りにフィットさせた後、テープを下の方でとめて使用
- 例外:1,000g程度の子は合わせられないので特別な商品がある
少なく買って何度も買い足すのも手間ですし、たくさん買って廃棄するのも嫌ですよね。
私たちの経験がどなたかの参考になれば嬉しいです。
ご拝読いただきありがとうございました。
双子のおむつ交換できるのが待ち遠しいです。
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